2021年1~6月の非処方箋薬販売対応による累計医療費削減額は1,045,208円でした。

2021年1~6月の非処方箋薬販売対応による累計医療費削減額は1,045,208円でした。

6月は他の地域の薬局や、薬剤師会でも、処方せんを必要としない医療用医薬品の販売(零売)のガイドラインや考え方を示し、非常時における対応として、零売実施が始まったケースもありました。当薬局も、接種後の相談や、LINEアカウント上での相談もあり、ワクチン接種が大きく進み、不安を覚える方の母集団が多くなったことを実感します。

不安に対して、どのような情報提供が最適なのかをよく考える6月でした。医師、薬剤師、看護師、医療事務、患者といった医療に関わる当事者はそれぞれ医療に対するリスクの考え方に違いがあります。違いといっても、ボーダーのような、簡単に分けることができないところもあります。ワクチン接種や、現在の治療、日頃の風邪薬や体調不良への応急処置といったことに対して、ベターな選択肢を取れるようにリスク管理の考え方や知識について、時間をかけてお話しています。

ときには、その情報提供に提供者自身も迷うことがあります。情報提供者のできる範囲、やらなければならない範囲、やりたい範囲もまた、簡単に分けることができない領域があり、なるべくシンプルに伝えることと、複層的に伝えることへの、バランスは常に考慮され、悩み、落とし所をつけた連続体がその目の前にいる情報提供者です。

当薬局でいただいた相談や疑問、薬剤師自体が感じている疑問をコツコツ調べ上げた本を7月10日にお薬の技術書として、技術書典11にて頒布することが決まりました。

技術書典11 当薬局のギャラリー →  https://techbookfest.org/organization/5647856958439424

この本自体も、上記の迷いが滲み出ています。薬の知識や、業界のこと、身近なサプリメント、医療機器など、薬剤師が情報提供者としてその話題を深堀りすると、リスクがどこにあり、懸念点、他国との違い、医療従事者自体の存在に対してそれぞれ、簡単には分けることができない複雑さだけが見えてきます。

薬局長が1から調べて書いているので、他の薬剤師のピアレビューがあるとしても、偏りがあります。発刊回数を重ねて、文献を読み重ね、薬と私達を取り巻く環境をよりベターにできる連続体を形成し、地域と買ってくれた方へ還元できれば幸いです。

後半は話題が違っているように見えますが、やはり、今の一番の不安はワクチン接種であり、当薬局は薬の相談と提供にかける時間を多くとっているため、患者さんとはこのような話をすることもあります。時間をかけてお調べしてから回答するケースもありますが、大抵のことはしっかりお話できますので、引き続きご利用いただけますと幸いです。